日本からし協同組合

「日本からし協同組合」の前身「全国辛子粉工業協同組合」は、昭和32 年6 月25 日(1957 年)に全国の「からし粉」製造業者が集まり、からし種子の海外での安定した作付け、買い入れを可能とすべく共同購入を主目的として設立し、同年7 月16 日に組合として認可を受け成立いたしました。
 当時は、水を加えて練るだけででき上がるたいへん簡便な商品として「からし粉」が一般家庭で広く使用されていました。
 その後、さらに簡便志向のニーズに応え、そのまま「からし」として使える水を加えて練り上げた「ねりからし」が開発されました。容器にも缶やチューブ、袋、ボトルなど用途に合わせてさまざまな形態のものが用いられています。からし市場は、当初の「からし粉」から今やチューブ入り、袋入りなどの「ねりからし」主流の市場へと移行してきています。
 このような時代の流れに沿って、消費者の皆様により親しみやすく分かりやすい組合にするために、組合の名称も平成11 年6 月18 日に「日本からし協同組合」に変更しました。
 本協同組合が成立60 周年を迎えた平成29 年には、からしのおいしさ、良さを再確認するとともに、新しい食べ方を提案、発信し需要の喚起の目的を持って、「日本からし協同組合」の成立日である7月16 日を記念すべき日とし「からしの日」と制定し一般社団法人日本記念日協会に登録をいたしました。

日本からし協同組合 理事長 抱井 麻理

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